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- フェアライトの歩み 誕生から現在、そして明日へ -
驚 異 回 復 魔法の箱 ウィンドウがないぞ!
大旋風 過 ち 独 創 そして、明日へ
フェアライトの歩み
MFX3の特徴専用
コントロールサフェース、
そして画面 に表示される単一の
ページからほぼ全部の作業が
可能であることがすばらしい
操作性につながる。
ウィンドウがないぞ!

MFX3では、MFX2から処理能力と容量を大幅に前進させただけでなく、フェアライトが89年にMFX1で開発に着手した非常に高速で ユーザーフレンドリーなインターフェースを完成させました。最も重要な特徴は、専用のコントロールボタンが装備されており、 画面 上の一つのページでほとんど全部の作業が可能だということです。画面には同時に24トラックの表示が可能であり、 それぞれのトラック表示部にはフライ上に波形が表示されます。録音、再生のヘッド部を表す中央の白い線の後ろで24トラックがスクロールします。 指定したトラックと時間軸を瞬時にズームイン、ズームアウトする機能もあり、6フレーム分の画面 表示から8時間まで画面表示を切り替えるのに1秒もかかりません。つまり、オペレーターは常に自分がどこにいるのか正確に把握し、 常にプロジェクト全部または同時に複数のプロジェクトを一目で見渡すことができます。

音楽制作で使う場合は、MFX3の画面 はトラックシートが動いているように見えるので、位置感覚をつかむのは非常に簡単です。 24イン/アウト、非常に高速かつシンプルな専用インターフェースを備えたMFX3は誰もが納得するシステムです。MFX3をみれば、 これがデジタルの進むべき道だということを誰もが認識します。デジタルは、MFX3以前は誰もあるべき姿を知らなかったのです。 マックやPCベースの編集機、デジタルマルチは、誰も方向性を知らないまま進んでいるという中途半端な感じがしました。 MFXが最初にプロセスの完了形を提示してくれたのです。しかし、90年代半ばのこの時点で、MFX3に納得してみると疑問がわき起こります。 この自然なコンセプトを誰も思いつかなかった。デジタルで録音編集の時代が到来するのにこんなに時間がかかった。それはなぜなのでしょう。

ライリーは、この疑問に答えくれました。彼は、7年前すでに彼らのビジョンの一部にインターフェースのあり方が含まれていたと強調しました。 「私たちは、しばらくポストプロダクション市場に集中したのですが、気持ちの裏側には将来の音楽市場のことがあったのです。
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そのためMFX1の同時再生は8トラックしかないのに、すでに24トラックのフォーマットでセットアップされていました。 MFX2では、ユーザーインターフェースに真剣に取り組みました。ポストプロの仕事では、一日に12時間も14時間も映像と編集画面 の両方を見なければならないので、非常に疲れるし、集中できなくなるのです。そこで、開発部門には、MFXの画面 を見ずどんなエディットでも 可能にすること指示しました。開発の連中には、かなりの難問でしたね(笑)。この結果 、ハードキーとソフトキーを組み合わせですべての 編集機能とトラックの選択が可能になったのです。それから、グラフィックは、わかりやすくシンプルなものしか要らないという結論になりました。 だからプルダウンメニューは、使わなかったのです。」  フェアライトの歩み
フェアライトCVI ペイント機能とライブビデオへのエフェクトを提供した。
デビッド・ハネイはコメントします。「複数のウィンドウを重ねたり、プルダウンメニューを使うという考えには、断固反対しました。 そういう仕事のやり方は、だめだと考えたのです。ときどきアクセスするものならいいですが、一日中だと効率も結果 もでません。 仕事はいつも目の前にあることが必要なんです。」
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