CC-2 & V5 Post

Crystal Core (CC-2)

 

フェアライトによる究極のパワーパック-新V5.1ソフトウェア[1]とCC-2

フェアライトの第2世代Crystal Core (CC-2)は、これまでで最も強力なポストプロダクション用オーディオエンジンで以下の特徴を有しています

  • 1000プレイバックトラック
  • 100+ 出力バス
  • 1GB越オンボードメモリ

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フェアライトの第5世代ソフトウェアV5リリースとCC-2により、放送業界における最新のコンテンツ制作に対応できます。

新しいUltraMixは、CC-2を利用して、24バスと8メインバスに対応できます。多言語ミックスなど複雑な放送に対しても、単一の作業で対応できるようになりました。

アップグレード対応

シームレスなアップグレードを続けてきた伝統を守り、フェアライトは、CC-2がCC-1エンジンで使用していた全てのオーディオハードウェアとの互換性を有することを保証します。したがって、システムをさらに長期に使用しながら、その性能を拡張することができます。

2006年にFPGAエンジンを世界で初めてオーディオポストに導入したフェアライトの第2世代エンジンは、プロセスチップのパワーが5倍、PCIの帯域が4倍、新たなデュアルチャンネルメモリアーキテクチャ、オンボード拡張スロット、MADI入出力が2倍などの特徴を持っています。

V5の新しい編集機能

有名なフェアライトの編集モデルが改良されました。V5ではClipBenderに機能が追加されました。タイムコンプレッションが改良され、映像に1つのクリップを合わせる際に、クリップ上の複数位置で時間調整ができるようになりました。また、非破壊リアルタイム作業もできるようになりました。

新しいFX-Rackでは、汎用目的ラック上でプラグインを閲覧できるようになり、パッチI/Oページで、それらのプラグインをパッチングできるようになりました。他の編集機能改良点は:トラックサイズと色をフレキシブルに選択できるトラック表示、非破壊波形表示、サードパーティの波形プロセッサとのダイレクトリンク。

大きなプロジェクト内でのナビゲーションと選択がより早くなりました。メインメータブリッジおよびクリックサーチウィンドウから編集の選択ができ、新しいジャンプ機能により、まばらに点在するクリップ上でのロケーションも早くなりました。

V5のアーキテクチャ

V5は完全な64ビット対応となり、最新のIntelプロセッサとMicrosoft OSの能力を最大限活かせます。メモリとスピードが増加し、同時に使用できるプラグイン数や対応できるビデオフォーマットが増え、より大きなメディアファイルも扱えるようになりました。新しいビデオエンジンにより可能になった機能は:4Kビデオ、出力フォーマットに対応したメディアのリアルタイムスケーリング、別モニタでのフルスクリーンビデオ・プレビュー。

フェアライトのSMART.Cartサンプルプレイヤ、Quantel QTubeとAdobe Anywhereメディアサーバへの統合など、他にも制作能力が向上しています。

CC-2はプロセスパワーにおいて画期的な躍進を遂げました。フェアライトの直感的ユーザインターフェース、ラベル表示ができるピクチャキーを持つ操作感に優れたコントロールサーフェスなどを一緒に用いることによって、マーケットで要求されるいかなるシステムに対しても最速のワークフローを実現することができます。

CC-1 vs CC-2の比較

CC-1とCC-2エンジンの能力比較はコチラから

[1]   5.1ソフトウェアによる(リリースは2015第2四半期)

CC-2_flyerパンフレット FairlightPostBrochureパンフレット