■ Fairlightの最新CC-1テクノロジーがNo Noizのワークフローを改善しニュービジネスを引き寄せる | |
2009年9月、オーストラリア/シドニー — オーディオポストプロダクション施設のNo Noizが最新Crystal Core(CC-1)テクノロジーを導入した主な理由は、大量のオーディオとビデオフォーマットを取り扱うFairlightの能力でした。 ブリュッセルを拠点とする施設は、既にメインスタジオの一つにCC-1エンジンで動く24フェーダーのFairlight Dream Constellationコンソールを装備していますが、新たに2台目となるConstellationコンソール(2Bay XCS)を導入しました。両方のコンソールは、FairlightのフランスのビジネスパートナーであるEuroMedia Technologiesによって導入設置されました。 巨大AV施設グループの一部として、No Noizは、パートナーカンパニーであるビデオポスト施設のEXIT339、コンピューターグラフィックとVfxスペシャリストのPix Itと建物を共有しています。主な業務はグループのVfxスタジオで作成されるビデオとモーショングラフィックのオーディオポストプロダクション作業です。またフランダースの公共放送局VRTのためのサウンド効果プロジェクトと同様に、外部のテレビやラジオコマーシャルも取り扱っています。 No NoizのチーフサウンドエンジニアPhilip Van Bogaert氏は次のように言います。「私達は1990年代後半からFairlightテクノロジーを使用していて、成し遂げた結果にいつもとても満足していました。私達には既にシステムの品質、スピード、使い易さに対する信頼があったので、新しいCC-1テクノロジーにアップグレードするという決定に何も問題ありませんでした。」 「現存するフォーマットに関わらず、実質的にどんなオーディオ/ビデオフォーマットでも取り扱うCC-1の能力は、内部や外部両方のプロジェクトに容易に対応でき、私達にとって理想的です。また、5.1からLCRSやステレオ、モノといった『下位フォーマット』で直接ソースをモニターできる多重チャンネルのモニタリング機能にも感動しました。」 No Noizの新しいConstellationコンソールは導入後、Canvas(VRTの文化番組)のパノラマドキュメンタリーシリーズのサウンドポストを含む様々なプロジェクトに使用されました。プロジェクトは情報やエンターテインメント番組から政治討論、スポーツなど、多岐にわたります。施設の作業負担の中で重要な割合を占めるのは、社内で制作する企業や政府ビデオになります。例えば最近では、Bekaert、Pfizer、Belgacom、Carrefour、De Post、NWBS、EPPなどがあります。 Van Bogaert氏は言います。「これらのプロジェクトは、音の広がりと音楽を実験できます。Fairlightシステムの音楽的才能が、常に私達にとって重要なのです。新しいConstellationコンソールは非常に直感的で、私達のサウンドエンジニアの拡張のような気がします。そのスマートで、リアルタイム編集がとても好きです。サウンドエフェクトをすぐに行えるAudiobaseも含まれています。クリップベースのプラグインは速くて効果的なだけでなく、クリーンミックスを作る私達の助けにもなります。つまりConstellationがあれば、何でも可能であると感じています。」 FairlightのCC-1テクノロジーはワークフローを改善しただけでなく、No Noizに新しい顧客を引きつけビジネスを増やすことを可能にした、とVan Bogaert氏は確信しています。「Fairlightの鍵となる利点は、音と使用後の設定をアーカイブするその能力です。」と、彼は説明します。「これは既存素材の新しいバージョンまたは再編集を容易にできるので、特に法人や広告主に役立ちます。EUのために、私達は最大26の異なる言語のインフォマーシャルをします。2台のコンソール間のインターチェンジは完璧で、また、10室のAVIDやFinalCut編集室からの埋め込まれた音のOMFタイムラインのインポートは、シームレスです。」 Fairlightについて オーストラリアのシドニーを拠点とするFairlightは、CC-1 FPGAデジタルプロセッシングエンジンで動くメディアプロダクションシステムを開発、製造しています。Fairlight製品にはConstellation、Xynergi、Pyxis MTなどがあります。そのすべてが世界の主要な放送局、ポストプロダクション、音楽スタジオや映画制作スタジオで大きな位置を占めています。Fairlightは革新と発展の豊かな伝統があり、環境に配慮した『グリーン』なコンピューティングテクノロジーの最前線にあります。 |