■ FairlightとMedia Logicは第12回IAAF陸上ワールドカップベルリン2009のテクニカルサービスを提供
2009年8月、ドイツ/ベルリン — ドイツ公共放送連盟ARDとZDFは、HDTVコンテンツの放送開始にあたり、第12回IAAF陸上ワールドカップベルリン2009を利用します。ステーションARD HD、ZDF HDおよびEins Festivalは、8月12日〜23日までイベントを放送します。

ARDとZDFのMobile Produktionseinheit(移動プロダクションユニット、MPE)は、現地のプロダクションセンターとして機能します。これは他の重要な屋外の放送アプリケーションと同様に、全てのメジャースポーツイベントのために使用されています。制作会社のBERTAは、他のテレビ局への分配と同様、映像と音声の技術面の全てを取り扱っています。ARDとZDFは、BERTAの範疇の下で、HDTV信号を提供する世界的なホスト放送局の役割を果たします。

ベルリンに拠点を置くMedia Logicは、ロケの機材運搬や全ての必要なアシスタントとサポートを含む、技術的なサービスを放送局に提供しています。2台のFairlight Constellation XCS 2-BayコンソールがHD画像への音声編集作業に使用されている間、映像編集は16台のAvid Media Composerシステムによって行われます。Media LogicはProToolsシステムに代わり、これらのコンソールを統合しました。

「全体のセットアップは、効率的に、完全なHD互換性で、音声編集を扱うために最適化されたワークフローを保証します。」と、Media LogicのディレクターRobert Trebus氏は言います。「しかも、2台のFairlightユニットは共にセンターピクチャークロスバーに接続され、緊急時には直接放送する準備も整っています。」



Fairlightについて
オーストラリアのシドニーを拠点とするFairlightは、CC-1 FPGAデジタルプロセッシングエンジンで動くメディアプロダクションシステムを開発、製造しています。Fairlight製品にはConstellation、Xynergi、Pyxis MTなどがあります。そのすべてが世界の主要な放送局、ポストプロダクション、音楽スタジオや映画制作スタジオで大きな位置を占めています。Fairlightは革新と発展の豊かな伝統があり、環境に配慮した『グリーン』なコンピューティングテクノロジーの最前線にあります。