FAIRLIGHT Pyxis-MT発売開始
オーストラリア、シドニー — ポストプロダクションと音楽レコーディングの両方をカバーするユニークな能力を強調し、Constellation XCSはニュージーランドに上陸しました。Constellation XCSは、IBC2008で発表され、FairlightのXynergiコントローラの触覚のパワーを利用します。Xynergi搭載で、エンジニアは費用対効果に優れた触覚インターフェースを通してFairlightのCrystal Core (CC-1)エンジンの機能すべてにアクセスできます。

Karekare Recording(クラウデッド・ハウスやパール・ジャム、レディオヘッド、キリング・ジョークなどのバンドで著名なニュージーランドのスタジオ)は、3Bay Fairlight Constellation XCSを導入し施設をアップグレードしました。Karekare Studiosはクラウデッド・ハウスのアルバム『Together Alone』を録音するために1992年にオープンしました。映画『The Piano』で有名になった、絵のように美しいKarekareビーチを見下ろす場所にあります。オークランドからおよそ40kmに位置し、スタジオは国際的なクラシックと現代のロッククライアントを引き付け、また作詞作曲のために施設を提供するだけでなく、伝統的なパシフィックミュージックも録音します。

KarekareスタジオディレクターのNigel Horrocks氏は、迅速なワークフローと素晴らしいサウンドを提供するFairlightの能力はConstellation XCSが選ばれた主な理由であったと言います。彼はまた、アーティストやエンジニアが持ち込まれたり、既にスタジオに設置されている外付/内蔵のシステムと簡単に統合することができる、システム全体の性質にも感銘を受けています。

「私はFairlightを愛しています。」と、Horrocks氏は言います。「使用はとても素晴らしく、直感的でパワフルです。適合しない、あるいは維持できない他のシステムと違って。」

「私はFairlightの大ファンで、彼らのデジタルテクノロジーが私のライブ録音へのアプローチを強化するのを知っていたので、Fairlightを未来のパスに取り込む選択は明白でした。」と、彼は説明します。「コントロールされたFairlight環境におけるライブ録音は、かなり速いレートでのトラックレイアウト、ミキシング、マスターリングアーカイブと、品質を落とすことなく、クライアントにとって安い、を結果としてもたらします。それはデジタルな経済的システムを使用することでのアナログアプローチです。」

Images&Sound(ニュージーランドの大手ポストプロダクションのひとつ)は、統合されたHDビデオ録画/再生可能な24フェーダーの3ベイFairlight Constellation XCSコンソールにアップグレードしました。

オークランドに拠点を置くImages&Soundは、完全なオーディオとビデオポストプロダクションソリューションを、映画、テレビ及び広告産業に提供しています。施設は4つのミキシングスタジオがあり、内2つは5.1サラウンド環境に整備されています。また2つのトラックレイイングスタジオやフォーリーレコーディングスタジオ、マスターリング用のHDとSDデッキが各種揃った大きなシネテープ部門もあります。

Constellation XCSを導入する決定は、新しいXynergiコントローラサーフェースがImages&Soundの7つの既存ProToolsシステムと上手く融合することを確認するために、幅広い研究とテストの後に行われました。

Steve Finnigan氏(Images&Soundのマネージングパートナーでサウンドのヘッド)は言います。「Binnacleを経た編集スピード、現在のXynergiコントロールサーフェース、旧Fairlight製品の品質や評判に常に感銘を受け、劣化したDSP ProStationUをFairlight DreamUに入れ替えました。ProToolsで生成されたAAFファイルを開くFairlightの能力(逆も同様)にも非常に感動しました。完全なフェーダーとパンオートメーションは、2つのプラットフォームの間でシームレスに転送します。」

Images&Soundは主にテレビやラジオコマーシャル、ADRレコーディングのために使用されるAスイートミキシングスタジオに、この新しいコンソールを設置しました。

新しいシステムに『ぞくぞくする』と表現し、Steve Finnigan氏は言います。「事実上どんなビデオファイルフォーマットでもタイムライン上にドラッグ&ドロップし、それを即座に再生する用意ができている能力は、大きな時間の節約です。また、AAF、OMFやビジョンファイルをネットワーク上でオープンし再生が可能ということは、ローカルディスクへコピーする必要がなく、すぐにプロジェクトに取り組み始めることができることを意味しています。『ローカライズ』機能により、いつでもバックグラウンド機能として行うことができます。」

スタジオのアップグレードの一部として、Images&Soundは3台のAppleシネマディスプレイ、FairlightのVirtual Studio RunnerとAudiobase3 Server、AAFインポート/エキスポート及び各種プラグインも導入しました。

「Virtual Studio Runnerは特に役に立ちます。(必要なら統合されたビジョンで、プロジェクトを残すことなく、自席で、)システムから直接クライアントに完結したミックスファイルを即送ることができます。」と、Finnigan氏は付け加えます。

ニュージーランドのFairlight販売代理店はGencom Technologyです。



Fairlightについて
オーストラリアのシドニーを拠点とするFairlightは、CC-1 FPGAデジタルプロセッシングエンジンで動くメディアプロダクションシステムを開発、製造しています。Fairlight製品には、Constellation、Xynergi、AnthemとPyxisがあります。そして、そのすべてが世界の主要な放送局、ポストプロダクション、音楽スタジオや映画制作スタジオで大きな位置を占めています。Fairlightは革新と発展の豊かな伝統があり、環境に配慮した「グリーン」なコンピューティングテクノロジーの最前線にあります。